【「いい緊張感で競技に臨めるようになった」と大会に向け自信を深める平野選手=伊賀市で】

 三重県伊賀市の相好体操クラブ伊賀教室に所属する平野竣介選手(29)が、4月17日から群馬県の高崎アリーナで開かれる第79回全日本体操競技個人総合選手権に7年連続で出場する。

 京都府綾部市出身の平野選手は、日大を卒業後に同クラブに所属し、子どもたちへの指導をしながら競技生活を続けている。同大会の出場者は72人の予定で、予選の上位30人が決勝に進出する。あん馬とつり輪が得意種目の平野選手は4大会連続となる決勝を目指す。

 平野選手は今月4日に伊賀市役所を訪問し、「練習の成果が発揮できるよう安定した演技で頑張りたい」と意気込みを話した。伊賀教室の佐藤紘翔ヘッドコーチは「ベテランの域に入り、調整など大変だが、今までの経験を生かし上位に進んでほしい」と期待した。

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