【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】
三重県警名張署は4月9日、名張市八幡の国道368号で、時速60キロの法定速度区間だったにも関わらず時速50キロ規制で交通取り締まりを実施し、11人に誤って交通反則切符を交付したと発表した。同署は全員に電話で連絡を取って謝罪し、反則切符の回収や反則金の返却手続きを進めている。
同署によると、署員6人が同日午前10時から同11時30分まで、同市八幡の八幡工業団地に近い片側2車線区間で速度違反の取り締まりを実施。この区間は最高時速50キロの規制が2023年7月に解除されていたが、現在も50キロの規制があると署員たちが誤認していたという。この地点での速度違反取り締まりは、規制解除後は初めてだった。
同署の間所弘明副署長は「ご迷惑をおかけした。再発防止に努めたい」と話した。
この日は、春の全国交通安全運動(4月6日から15日)の期間中だった。
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