【就任日の会見で抱負を語る澤田教育長=伊賀市役所で】
三重県伊賀市教育委員会は4月1日、新たに就任した澤田剛教育長(62)の記者会見を開いた。抱負については「39年間学校教育や教育行政に携わってきた。一人ひとりの子どもが安心して学べる学校づくりを推進していきたい」と述べた。
澤田教育長は大学卒業後、市内の小学校や教委事務局に勤務。上野東小では校長を5年間務め、「学校は友だちと心を通わせ、楽しく、賢くなり、自信が生まれるところ。協力、助け合って社会性を身に着けるところ。いきいきと学校生活が送れるよう、教育環境を整えていくことが大切だと考え学校経営をしてきた」と振り返った。
学校や教育行政に今求められていることについては、多様な子どもの学びと育ちを支援すること▼学校の環境をデザインすること▼保護者や地域の人と連携・協働して新たな価値を創造していくことの3点を挙げた。任期は27年3月末までの2年間で、前任者の残任期間を引き継ぐ。
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