【途中出場から同点ゴールを決めたMF並木(左から2人目)=くノ一提供】
女子サッカー・なでしこリーグ1部の3節が3月30日、岡山県美作ラグビー・サッカー場などで3試合あり、伊賀FCくノ一三重は岡山湯郷ベルと1‐1で引き分けた。
開幕3連勝は逃したが、後半にMF増田玲那の3試合連続アシストから同点に追いつき、勝ち点1を積み上げた。試合が振り出しに戻った後、くノ一はファウルでPKを与えピンチを迎えたが、相手キッカーの失敗で黒星を免れた。
くノ一がゴールを奪ったのは後半26分、左サイドに攻撃を展開し増田がドリブルで相手ディフェンダーを振り切ってゴール中央にパス。ゴールに近いサイドに走りこんだ途中出場のMF並木千夏が右足で合わせた。
試合後、北村隆二監督は「前半の失点以降、リズムがつかめない展開だった。後半に入ってもスイッチが入り切れず、結果として同点に追いついたことは良かったが、チームとして満足のいくものではなかったので、しっかりと次のゲームでは修正し、勝ちにこだわりたい」とコメントした。
次節の4月6日は伊賀市小田町の上野運動公園競技場で静岡SSUボニータと対戦する。
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