【名張高生の質問に答える北川市長(左から4人目)=名張市役所で】

 三重県名張市役所の若手職員有志でつくる「UROKO PROJECT(ウロコプロジェクト)」のメンバーが3月24日、高校生を対象に市役所見学を実施した。参加した県立名張高の1年生13人は、北川裕之市長とも対談した。

若手職員が考案した市役所見学のちらしのデザイン(市提供)

 同プロジェクトには、31歳までの10人が所属。今年度は「大人の遠足」「業務改善」など7つの取り組みを進めた。

 この中の1つ「未来人財育成」は、市職員が若者に市の魅力を伝える取り組みで、学校訪問の他に今回のツアーを企画。興味を持ってもらえるよう、北川市長や中村岳彦副市長らがロックバンドのCDジャケット風にポーズを決めた写真をちらしに使い、参加を呼び掛けた。

 この日、市役所を訪れた生徒たちは、3班に分かれて広報シティプロモーション推進室や地域包括支援センター、議場などを見学した後、北川市長と中村副市長の2人と対面。「語れるまちなばり」の取り組みを聞いたり、「一日のスケジュールは」「年収はいくらか」「若い時は何をしていたの」などさまざまな質問を投げかけたりした。

 参加した生徒は「職員が優しかった」「堅苦しいイメージだったが、違った」などと感想を話していた。

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