【コンサートに出演する名張高吹奏楽部の皆さん=名張市で】
地域振興を目的に全国で活動する吹奏楽団「ミュージックセラピーオーケストラ」による「能登半島地震チャリティコンサート・名張市から愛を込めて音楽を」が、3月20日午後2時から、三重県名張市松崎町のadsホールで開かれる。収益の一部が能登半島地震の被災地へ寄付される。
同市では昨年に続き2回目の開催で、名張高、名張青峰高の吹奏楽部、伊賀地域で活動する「伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団」との合同演奏となる。1部は同オーケストラのスペシャルステージで、ジャズ、ポップスなど5、6曲を演奏。2部は全員参加でポップスやマーチなどを6曲前後演奏する予定。
名張高吹奏楽部の19人の部員たちは、毎日にぎやかで楽しい雰囲気の中で練習しているといい、部長の畑莉音さん(17)は「大人数で演奏する機会はなかなかないので、楽しみつつ他の団体の方々とも交流できたら」、副部長の田端心結さん(17)は「壇上の私たちも聞いてくださる人たちも、皆が楽しめる演奏にしたい」と意気込みを話した。
同オーケストラ代表の廣田みづほさんは「大勢で迫力ある演奏になる。地元の3団体との合同演奏で盛り上げられたら」と語った。
入場料は2000円、未就学児は無料。
問い合わせは廣田さん(080・6019・1155)へ。
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