【キャンドルを手に黙とうする参加者=名張市赤目町丈六で】

「さようなら原発」集会 参加者意見交わす

 東日本大震災から14年となる3月11日、三重県名張市の赤目ほんまもん広場(赤目町丈六)で「さようなら原発3・11集会in名張」が開かれ、約40人が参加した。地震発生時刻の午後2時46分には、キャンドルを手に黙とうを捧げた。

 集会は今年が14回目で、会場には廃炉に関する新聞記事や、全国の原子力発電所と活断層の位置関係を示した地図などが展示され、参加者は意見を交わした。黙とうの後には、歌と踊りで反原発を訴えるグループ「割烹着~ず・なばり」のパフォーマンスもあった。

 実行委員長の角谷英明さん(79)は「14年というのは、高齢の人たちにとっては大きい。次の世代に、どうつなげていくかが課題だ」と話した。

「割烹着~ず・なばり」のパフォーマンス=同
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