つばさ学園生徒が花届ける　「地域に笑顔咲かせよう」　伊賀市で

　三重県立特別支援学校伊賀つばさ学園中学部の1、2年生5人が2月27日、プロジェクト「地域に笑顔を咲かせよう」として育てたパンジーを植えた手作り木製プランターと牛乳パックを材料にしたカレンダーを伊賀市役所に届け、正面玄関に設置した。

　同校は名張市美旗町南西原にあり、同プロジェクトは2020年から続けている。地域住民との交流が目的で、生徒たちは週3回の作業学習を通じて園芸班が昨夏の終わりにパンジーの種をまいて育て、木工班がプランターを作った。

　生徒の代表で1年の南部龍さん（13）は「プランターと花とカレンダーを届けにきました」とあいさつし、出迎えた稲森稔尚市長は「皆さんが頑張ってくれたおかげで市役所に来てくれる人が奇麗だと喜んでくれると思う。ありがとう」と感謝を伝えた。