【メダカとヨシノボリと鎌田さん親子=伊賀市緑ケ丘本町】

親子一緒に楽しめる時期を大切に

 「魚が好き。パパと一緒に捕ったり、釣ったり、飼ったり」ーー。三重県伊賀市緑ケ丘本町の会社員、鎌田隆さん(47)と次男の優志さん(11)が昨夏から大切に育てているのは、メダカ9匹とヨシノボリ1匹。日当たりの良い玄関で飼っているので、冬も元気いっぱいだ。

メダカ

 餌やりと水替えは鎌田さんが担っているが、水槽の石のセッティングは優志さんがした。昨年、メダカが産卵した時は感動し、孵化した稚魚は友人にもあげた。夏休みの小学校の自主勉強はメダカの成長を書いたという。

 優志さんが「タキツボ」と命名した体長約5㌢のヨシノボリは、自身で世話をする。メダカと一緒にすると、「危険な雰囲気になった」ので、別々の水槽だ。ジャンプ力があり、1度水槽から飛び出したそうで、それからはふたをして飼っている。

 毎年、夏にはカブトムシやクワガタも加わり、鎌田家の玄関はにぎやかになるそうで、「今年は、ドジョウの飼育にもチャレンジしたい」と優志さん。

 「親子一緒に楽しめるこの時期を大切にしたい」と2人とも笑顔いっぱいだ。

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