【北川市長(前列中央)に提言書を提出した「ばりっ子会議」のメンバーら=名張市役所で】

 三重県名張市の小中学生が参加する「ばりっ子会議」のメンバーが2月15日、市内の環境美化に向けた啓発ポスターの活用と、牛汁など同市の名物グルメの更なる周知を求める提言書を北川裕之市長に提出した。

 ばりっ子会議は、市子ども条例に基づいて毎年開催しており、今年度で16回目。運営は市PTA連合会の役員OBらでつくる「MIK運動推進委員会」が受託している。

 今年度の会議では、子どもたちから「通学路や公園のごみを減らし、奇麗な街にしたい」「市の名物を広めてほしい」という意見が出た。環境美化については、市内の小中学校からポスターのデザインを募り、集まった16点から3点を選出した。

 この日はメンバーを代表し、市立百合が丘小5年の西浦菜々さん(11)と同小6年の鈴木大翔さん(12)が提言書を読み上げ、北川市長に手渡した。受け取った北川市長は「本当にありがたい。まちのために『何かをしたい』と思ってくれることがうれしい」と話した。

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