【武藤さん】
2月16日イベント出演
クラシックギターの演奏が得意な、三重県名張市桔梗が丘南の会社員、武藤史高さん(53)。妻が演奏の様子を撮影した動画をインスタグラムで紹介し始めるとフォロワー数が増え、市内で開かれるイベント会場で初のお披露目ライブも決定した。
兄の影響で、小学5年の時にギターを始めた武藤さん。中学、高校、大学はバスケットボールの活動に熱を入れ、ギターを弾く機会は減っていった。
就職後もバスケットボールを続けていたが、50歳になり、体力面から活動に区切りをつけることに。更に、子どもたちが独立したことで自由時間が増加した。昔聞いていたミュージシャンが今も活躍している様子を動画サイトで見ていると、とても魅力的に思え、ギターへの情熱が再燃したという。
練習量増え上達
以前まねて弾いていた米国のギタリスト、チェット・アトキンスだけでなく、オーストラリアのギタリスト、トミー・エマニュエルなどの曲の演奏も始めた。昨年開設したインスタグラム(@fufufufumitaka)で動画投稿を始めると評判になり、それが契機で「練習量も増え、上達してきた」そうだ。
2月16日午前10時30分から同市南町の名張産業振興センターアスピアで開かれるイベント「Hooray!marche」への出演が決まると、ますます練習量も増え、「受験生のように追い込まれている」と笑う。
当日は、愛犬の名にちなんだ「コロンのパパ」のアーティスト名で、午前11時から約30分間ステージに立ち、演奏を披露する予定だ。
「よかったらぜひ聞きに来て」と呼び掛ける武藤さんは「ギター演奏の趣味を続けたいし、ギターを通していろんなことを楽しめたら」と話した。
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