【伊地知さんとリン】

相思相愛の仲

 三重県名張市富貴が丘6番町の伊地知良美さん(59)のことが好きでたまらない、ベンガルワシミミズクの「リン」(4才・雌)。もちろん、伊地知さんも同じ気持ちで相思相愛の仲だ。

 以前はオカメインコを飼っており、「いつかは猛禽類を飼いたい」と思っていたら、夫がいきなり連れて帰って来て、びっくり。建築関係の仕事をしている息子が慌てて止まり木を作ってくれたという。

 凛とした顔をしていたから「リン」と命名。性格はツンデレの怖がり。昼間、リードで庭につながれていると、車の音や犬の鳴き声、自分より大きいカラスやトンビに「ビビッて体がシュッと細くなる」という。

 伊地知さんにとても懐いていて、「乗りや」と言えば肩に乗る。ある程度、言っていることを理解しているようだという。なでられてもおとなしくしているのは家族では伊地知さんだけだ。

 眠る時は下から瞼が上がり、目を閉じるので笑っているみたいな顔になり、とても可愛いそう。リンが来てから、伊地知家は物事が良いように回りだした気がするらしく、「縁起が良い」と、毎日抜ける数本の羽を使ってお守りを作り始めた。

 伊地知さんは「今年は、リンちゃんにあやかって躍動的で何でも挑戦する年にしたい」と笑顔を向けた。

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