くノ一選手が確定申告PR　来月17日受け付け開始　伊賀市で

　所得税など2024年分確定申告の受付開始を前に、女子サッカークラブの伊賀FCくノ一三重に所属する選手4人が1月30日、伊賀市服部町の大型スーパーで期限内納付や自宅のパソコンやスマートフォンで手続きする電子公告（e-Tax）の利用を呼び掛けた。受付期間は2月17日から3月17日まで。

　この日の確定申告広報には上野税務署の職員や伊賀・名張両市の個人事業主らでつくる納税者団体「伊賀青色申告会」（今岡久人会長）の会員19人を始め、くノ一の常田麻友キャプテンと藤田理子選手、後藤優香選手、島野美央選手が参加。2か所の店舗入り口付近で買い物客らに啓発用のティッシュペーパーを配った。

　くノ一は「ホームタウン活動」として地元地域のさまざまな取り組みや催事に協力しており、確定申告広報にも毎年参加している。常田キャプテンはスマートフォンを使ったe-Taxの模擬体験にも挑戦し、「難しいというイメージだったが、カメラ機能を使ってそのまま入力したりする設定なので、私でもスムーズにできた。皆さんも利用してもらえたら」と話した。

　上野税務署以外に開設される伊賀地区の確定申告会場は伊賀市民体育館（西明寺）と名張市役所（鴻之台1）で、時間は午前9時から午後5時（同4時受け付け終了）。