東洋医学に根差した健康体操「自彊術」の動きを学ぶ三重県名張市内の50代から70代の女性12人が、自彊術普及会の指導員、小野貴視さんから教わり、心地良いもみほぐしやさまざまな運動に取り組んでいる。
顏こすり、手もみ足もみなどから始め、立って手を左右に振るねじれの運動、足を少しずつ開いて戻す股関節の運動などへと続く。他にも、マットの上に寝て脚を上下する体操など、全部で31種類ある自彊術の動作を順にみっちり行う。
足の手術後のリハビリのために来ているというメンバーもいて、「関節が固まってしまわず、足が柔らかく動かせる。加減しながら自分なりにできるのがうれしい」と話す。小野さんは「体の不具合は血液の巡りの悪さから来ることもある。心と体を健康にしてくれる自彊術を体験して」と話した。
活動は毎週火曜の午前10時から正午まで、会場は梅が丘市民センター(同市梅が丘南5)。月会費3000円。
問い合わせは小野さん(090・8937・6883)へ。
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