三重県伊賀市は1月15日、4月からの機構改革を発表した。稲森稔尚市長が公約に掲げた「公共の再生」や「人づくり」に横断的に取り組む体制の整備が目的で、21日の市議会本会議に行政組織条例の一部改正案を提出する。
改編の主は「未来政策部」の新設。4課体制で、総務部にある秘書広報課を「秘書課」と広聴広報課に再編、配置する他、総合計画策定などを新たに設ける「未来政策課」で担う。現行では企画振興部の総合政策課が担当している。
デジタル自治推進局は総務部に課として編入し、行政改革部門が新設の「公共・人づくり推進課」が担う。企画振興部は「地域力創造部」に名称変更し、文化振興課にある「美術博物館建設準備室」は廃止する。
産業振興部は「産業農林部」に名称変更し、農林振興課に林業を推進する「未来の山づくり推進室」を新たに設ける。
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