大山田絵手紙教室
2021年4月の発足以来、大山田図書室(三重県伊賀市平田)で月に1回、70代の女性7人が熱心に筆を走らせている。代表の迎出美代子さん(75)は「気楽な仲間で、おしゃべりから始めることも多い。楽しく交流を深めながら制作している」と話す。
講師の森田満江さんの話が最初にあり、線を書く練習から始める。その後、手本を見てまねて描き、はがき大の紙に自由課題で絵や文字を描く。時には半紙や模造紙のような大きいサイズの紙も使い、市民センターなどに展示することもある。
文字は筆や割りばし、絵は水彩用の面相筆や彩色筆を使っており、顔彩絵の具で着色する。ゴーヤやコスモスなど季節の野菜や花を各自持参し、自由課題の作品にすることも多いという。来年2月に開かれる大山田芸術文化祭には「大好きな大山田」というタイトルの作品の出品を予定している。
教室生たちは「いつも楽しんで描いている。心に自然に浮かんだ言葉が大切で、楽しいことを考えるようになった」「お月さま一つでもいろんな表現の仕方があり、言葉の使い方が増えた」などと話していた。
活動は8、12月を除く毎月第4火曜午後1時30分から同3時30分まで。会費は半年分3000円(月500円)。見学、地区外からの参加も可能。
問い合わせは山田地区市民センター(0595・47・1777)まで。
2024年11月23日付880号10面から
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