【式典の後に各地域へ出発する消防団車両=伊賀市緑ケ丘東町で(伊賀市消防団提供、2枚とも)】

 火災が増えやすい年末年始に合わせ、消防団員が地域をパトロールするなどして火災予防を啓発する恒例の「年末夜警」が12月28日、三重県伊賀市で始まった。30日までの3日間、消防団員が夜間に管轄地域をパトロールする。

 28日午後7時30分から同市緑ケ丘東町の伊賀消防署前で出発式があり、市内11分団の団員、市消防本部の職員、来賓ら約80人が出席。稲森稔尚市長は「皆で力を合わせ、全ての市民が安心して年末年始を送って頂けるように頑張っていきましょう」とあいさつした。

杉本団長(左)に開始報告をする分団長ら=同

 来賓の市消防委員会の今岡久人委員長は「今年はことに火災のニュースが多かったが、市民が枕を高くして眠れるのは皆さんのおかげ。尊い活動を続けていってほしい」と団員たちを激励した。

 式典の後、各分団の車両がスピーカーで啓発メッセージを流しながら、各地域へと戻っていった。

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