官公庁などが仕事納めを迎えた12月27日、三重県名張市の北川裕之市長が市役所などで年末のあいさつを行った。
市役所であった仕事納め式には、幹部職員ら63人が参加。北川市長は市の厳しい財政状況について、「しっかりと正確に認識して頂いて、改革プランをきちんと進めていけば、必ず乗り切れる」と呼び掛けた。好きな歌の一節だという「No Retreat, No Surrender(撤退しない、降伏しない)」の言葉も紹介し、「厳しい環境の中から逆襲していく思い。ぜひ力を貸して頂きたい」と行財政改革への協力を求めた。
市立病院独法化「働きやすい環境を」
市立病院であった式では、インフルエンザの流行などを挙げ、「次から次へと負荷がかかる環境。本当にご苦労をかけている」と医療従事者らをねぎらった。2025年10月に予定している地方独立行政法人化にも触れ、「1番大事にしていきたいことは、皆さん方が働きやすい環境を作っていくこと。そのことが市民の安全安心につながるという思いで取り組んでいる。ぜひ力を貸して頂ければ」と述べた。
仕事始めは、年明けの1月6日。
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