ハンドメイドの楽しさに魅せられた、三重県伊賀市緑ケ丘南町の小学5年生、石原詩夕さん(10)が、12月8日に同市西明寺の市文化会館で開かれる「キレイアートフェスタ」に初出展する。
幼いころから作画や工作が好きで、小学3年の時に図書館で見つけた紙粘土の本を参考にイヤリングを作ったが、思い通りではなかったそうで、「もっとやってみたい」と奮い立った。
インターネット上の動画で素材の一つ「レジン」を知り、試しにキーホルダーを作ってみると思い通りに仕上がった。キーホルダーなどを家族にプレゼントすると喜んでくれたという。以来、ネットで見つけたさまざまな材料を使い、自分で考えたアクセサリーなどを制作。プレゼントする相手の好きな色などを考慮して作った“誕プレ”は、とても喜んでくれるという。
ワークショップも
普段は自宅2階のアトリエで制作する石原さんは、今回の出展に当たって屋号を「星の雀」にしたという。家族も応援してくれ、父親はフックで作品をかけるディスプレー用品を一緒に作ってくれたそう。当日はアルファベットキーホルダーやビーズブレスレットを並べる他、ツリーに好きなパーツを付けてオリジナルツリーを作るワークショップ(有料)も企画している。
小学生で起業した人の本を読み、自身も起業家を目指しているという石原さんが出展する同フェスタは、午前10時半から午後4時まで。入場無料。ワークショップ、販売の他、ライブパフォーマンス、飲食コーナーもある。
同フェスタの問い合わせは事務局の竹島さん(090・7315・9986)へ。
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