【ベルウイングの(左から)中村裕哉さん、中森陵介さん、黒木碧斗さん】

 今さら聞けない、誰に聞こうか迷う「葬儀」のあれこれ。三重県伊賀・名張地域に8つの会館を構え、年間1000件以上の葬儀に携わる株式会社ベルウイング(本社・名張市夏見)のスタッフが、誰しも直面する可能性のある疑問にお答えします。第6回は「後悔しない葬儀」をかなえるためのポイントについて聞きました。〈PR〉

 葬儀が必要になる前にやっておいて頂きたいことの一つは「葬儀会社・会館を決めておく」ことです。葬儀が必要になってから手配をするまでに使える時間はそう多くありません。第4回でもお話ししましたが、ご本人が互助会に加入されていたり葬儀保険に入っていたりすることを、遺されたご家族が知らない、という場合もありますので、きちんと確認しておいてください。

 次に「宗教者を決めておく」ことです。例えば寺院葬であれば、ご本人さま(施主さま)の菩提寺やお墓がどこか、葬儀の際には何名の僧侶に来て頂くか、などを確認してください。また、日頃から寺院と檀家でどのような付き合いがあるのかも知っておくと、相談や打ち合わせもスムーズに進むでしょう。

 細かなことですが、病院や施設などから亡くなった方とともにご自宅へいったんお戻りになるか、葬儀会館へ直接向かわれるか、についても、決めておくことで手配がスムーズに済みます。また、遺影に使わせて頂くお写真も、前もってお気に入りの1枚を選んでおいて頂くことをお勧めします。

 近年、活用される方が増えているのが「エンディングノート」です。これまでお話ししてきたような事柄を備忘録としてまとめておくことで、「家族なりの正解」に近づいて頂くためのバイブルになります。判断を焦りがちなとっさの時に大事なことを決めるのではなく、葬儀に直面していない日頃から、ご家族で話して頂きたいと願っています。

 ベルウイングでは、皆さまの不安を少しでも無くせるようにと、定期的に相談会や地域交流イベントを開催していますので、気軽に足を運んでみてください。

 12月14日はシティホール名張(名張市蔵持町原出)で午前10時から「年末祭」があります。事前予約制で、昼食代500円が必要。「永代供養のお話」「終活セミナー」の両方に参加された方は、おせちや伊賀牛などが当たる「ガラガラ抽選会」に参加できます。

 また14日には伊賀市生琉里の家族葬会館SORAE西明寺で「今どきの家族葬セミナー」を開催。他に、「入院保険セミナー」を21日に名張市上小波田のシティホールステラで、22日に伊賀市千歳のロイヤルホール伊賀で行います。いずれも開始は午前11時、昼食代500円が必要で、事前予約制です。

 イベントの申し込み、問い合わせは同社(0595・64・6012)へ、葬儀などの相談はシティホールステラ(0595・66・0777)までお願いいたします。〈PR〉

〈中森陵介さん〉名張市出身の33歳。1級葬祭ディレクター。勤続13年。これまで4000件以上の葬儀に携わり、「何でも聞いてもらえるプロであること」を心掛けている。

〈中村裕哉さん〉伊賀市出身の27歳。勤続5年。モットーは「ご遺族さまに寄り添い続ける」こと。

〈黒木碧斗さん〉名張市出身の28歳。「お客さまのことを第一に、心地良くお送りする」ことを心掛ける。モットーは「いつでも笑顔で」。

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