ボーカル内田さんは市出身
12月4日に始まる「人権週間」期間中の8日、記念行事の「ふれ愛コンサート Rhythmic Toy World(リズミックトイワールド)トーク&コンサート」が三重県名張市松崎町のadsホールで開かれる。
2009年の結成以来、関東を拠点に活動する音楽バンド、リズミックトイワールドの楽曲を作詞作曲し、ボーカルとギターを務める内田直孝さんは名張市出身。18年に発表した母を思った曲「リバナ」は「名張」から命名され、地元への感謝や思慕も伝わる名作で、息子を持つ母だけでなく心を打つ「花束のような曲」と言われている。
また、アニメ「弱虫ペダルGLORY LINE」のオープニングテーマ曲「僕の声」は、プロスケーターの羽生結弦さんが選手だった当時に「自分の勝負曲」として注目を浴びた。
今年11月には結成15周年を記念したフェスを開催し、10月の「なにかしら」に続き「ワンダーワールド」の2曲を続けて発表した。
今回のふれ愛コンサート出演は地元で初披露となることから「子どものころからあったコンサートに自分たちが呼んでもらえたことがうれしい」と内田さん。「挑戦しないとつかめない。踏み出さなければたどり着けない。恐れず挑戦してほしい」とメッセージを寄せた。
当日は午後1時15分から人権作品の表彰、朗読に続いて同2時半からトークとコンサートがある。入場無料。10人までの託児があり、希望者は11月29日までに申し込む。手話通訳、要約筆記、磁気ループの対応もある。
問い合わせ、託児の申し込みは市人権センター(0595・63・0018)へ。
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