女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重に所属する島野美央選手(25)が、三重県伊賀市の地域おこし協力隊に採用された。現役を続けながら、スポーツ振興を通じてイベントの企画や運営、PR活動などに取り組み、市を盛り上げていく。
大阪府茨木市出身で、くノ一入団は高校卒業後の2018年。5年間プレーした後、スペインに渡って3部リーグの2クラブで計35試合出場し、今年8月から1年半ぶりにくノ一のメンバーとして再び加わった。
スペインでは街の公園にボールが使える施設が多く、多くの人がさまざまなスポーツを楽しむ姿を見てきた。協力隊の任期は最長で3年。島野選手は委嘱状交付式で「試合の結果以外でも恩返しがしたかったので、この仕事を通して実現できたら」と抱負を話した。
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