今さら聞けない、誰に聞こうか迷う「葬儀」のあれこれ。三重県伊賀・名張地域に8つのホールを構え、年間1000件以上の葬儀に携わる株式会社ベルウイング(本社・名張市夏見)のスタッフが、誰しもが直面するかもしれない疑問にお答えします。第1回は「互助会」の仕組みやメリットについて、1級葬祭ディレクターの中森陵介さん(33)に聞きました。〈PR〉
「互助会」という発想の出発点は、近所の何軒かで婚礼のために共同で振袖を買って使っていたことだったと聞きます。もちろん冠婚葬祭だけでなく、さまざまな行事や出来事に「備える」「互いに助け合う」という意味があります。
よく「互助会に入っていないとお葬式ができないのでは」と不安に思われる声をお聞きすることがありますが、決してそんなことはありません。毎月一定額の掛け金をして頂くことで、必要な時に安価でサービスを受けて頂ける仕組みですので、葬儀や婚礼のための「前受け金」「積立金」と考えて頂けたらと思います。お預かり金は、全国全ての互助会加盟葬儀社でお使い頂けますので、ご家庭の事情などで遠方に転居されていても安心です。
入会を考えられる世代は、ご自身の親世代を送る年代になった50、60代が多い印象です。ただ最近は「亡くなった親(親族)が互助会に入っていたかどうか知らない」というお悩みを抱える方が増えてきました。
核家族化が進み、身の回りに「もしもの時に頼れる人」がいないという方も少なくありません。ご自身やご家族が必要に迫られた時に初めて話す・決めるのでなく、日頃から将来への備えの一つとしてご家族で話題にしてほしいと思っています。
互助会に入っていなくても、葬儀はあげられます。ですが、もしもの時のために必要な備えとして、ご遺族の皆さまと私たち葬儀会社をつなぐ「絆」のようなものと考えています。事前相談の機会も一般的になってきましたし、定期的に開催している地元の皆さまへの感謝イベントの場もご相談・ご入会頂けるタイミングです。ぜひ一度、私たちアドバイザーへ気軽にご相談ください。
問い合わせは当社の相談窓口(0595・66・0777=シティホールステラ)までお願いいたします。〈PR〉
〈中森陵介さん〉名張市出身の33歳。1級葬祭ディレクター。これまで4000件以上の葬儀に携わり、「何でも聞いてもらえるプロであること」を心掛けている。