【虹凪さん(右)に抱かれる「らむ」と凜さんに抱かれる「のあ」】

 「可愛くて、可愛くて」。猫2匹を愛でる三重県伊賀市小田町の藤江優一さん(41)家族。長女虹凪さん(18)と三女凜さん(12)に抱かれてご満悦なのは「らむ」(雌・8才)と「のあ」(雌・7才)だ。

 最初にやって来たのはキジトラのらむ。友人の友人から「飼ってくれないか」と連絡があったのがきっかけ。犬は飼った経験があったものの、猫は初めてで戸惑ったが、姉妹たちが熱望したという。

 命名は虹凪さん。余りの可愛さに四六時中、皆で見ていたという。性格は人見知り。毎日凜さんと寝る。凜さんが寝る前に歯を磨き始めると「早く」と言わんばかりにすり寄ってくるそう。それが可愛く肩に乗せて歯を磨く。らむの1日の一番楽しみな時間で、凜さんにとっても至福の時だ。

 1年後、ママ友から「飼ってくれないか」と、10匹ほどいる中から選んだのが真っ白なのあ。青い目で愛くるしかった。ところが、らむは来た日から敵意をむき出し。「未だに、2匹の距離は縮まっていないかも」という。らむと違い、のあは人懐こい性格。初めての人にも膝に乗り、優しく舐めてもてなすそう。

 性格はまるで正反対の2匹だが、何をしても、どんな性格でも可愛い宝物。藤江さん家族は「これからもみんなを癒やし続けてね」と笑顔いっぱいだ。

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