【投票用紙の交付ミスがあった上野期日前投票所=伊賀市四十九町】

 三重県伊賀市の選挙管理委員会は10月25日、衆議院選挙の期日前投票で用紙の交付誤りが発生し、小選挙区の1票が無効になったと発表した。

 市選管によると、25日午前10時30分ごろ、同市四十九町の市役所本庁舎に設けた上野期日前投票所に市民の女性から点字投票の申し出があり、職員が点字投票用紙3枚を準備。小選挙区の投票記載所で用紙をセットした点字器を女性に渡し、記載と投票を終えた。

 次の比例代表と最高裁国民審査の投票記載所で職員が用紙をセットしようとしたところ、小選挙区の投票用紙が残っていたことでミスに気付いた。職員が投票所入場前に介助方法を説明する際、比例代表の投票用紙で点字器へのセット方法を確認し、その状態のまま小選挙区の投票用紙記載所で女性に点字器を手渡したことが原因だという。

 市選管は女性に謝罪し、県選管にも交付ミスが起きたことを報告した。

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