【真っ赤に染まったコキア=曽爾村で】

 奈良県曽爾村伊賀見の県道名張曽爾線の中央分離帯で、ふんわり丸々と育った約100株のコキアが赤く染まり、秋風に揺れている。

 コキアは、ユーラシア大陸の乾燥地帯を原産とする一年草。「ほうき草」とも呼ばれる。

 この場所のコキアは、40代から80代の地元住民25人でつくる「曽爾街道風景つくり隊」が今年4月に初めて植え付けた。隊長の松井進さん(68)は「曽爾高原のススキと合わせて見に来て楽しんで」と話している。見頃は10月末までだという。

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