【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】

 三重県警名張署は10月21日、名張市の40代男性がマッチングアプリで知り合った相手から投資話を持ちかけられ、約470万円分の暗号資産をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると、男性は9月10日ごろ、マッチングアプリで知り合った女を名乗る人物と無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやりとりするようになり、連絡を重ねるうち暗号資産での投資話に誘われた。男性は指示されるまま9月19日から10月15日までの間、違約金や手数料などの名目で6万円から160万円まで計6回にわたり暗号資産を指定された宛先に送信し、だましとられた。

 更に高額な手数料を求められ、不審に思った男性が15日に同署に相談。18日に同署が被害届を受理した。

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