【本番に向けて練習するメンバ-=名張市で】

 毎週金曜午後2時から1時間、三重県名張市つつじが丘北5のつつじが丘市民センターで活動する活劇サークル「金冨良団’s(カネフラダンス)&Make Fan Fan(メイクファンファン)」。10月26日に同所で開かれる「市民センター祭り」での公演に向け、練習の熱が高まっている。

 カネフラダンス(茶木照秋代表)は2014年に同センターで発足した男性フラダンスサークルが母体。ハワイ語で男性を「カネ」ということから命名。2年半ほど活動し、18年に活劇サークルとして再出発した。その際、女性メンバーを募集し、メイクファンファン(大林一美代表)を結成。衣装や小道具などを手作りして挑んだ同年のセンター祭りで「国定忠治」を初公演し、喝采を浴びたという。

 以来、活劇を中心に活動を続けていたが、新型コロナの影響で、各自が自宅で練習できる楽器の演奏も採り入れ、芝居と音楽を組み合わせた公演スタイルになっている。

 現在、メンバーは地元住民を中心に50、60代の男女計12人。脚本、演出は大林代表が担当し、年1回のペースで新作を発表。個々の特技を生かして看板作りなど、役割分担している。

 今回のセンター祭りではお笑い要素が入った「水戸黄門」を披露する予定で、メンバーたちは「楽しくがモットー。ぜひ観覧に足を運んでもらえたら」と笑顔いっぱいだ。

 祭りは午前10時から午後4時までで、同サークルは午後3時40分前後に出演する。

 問い合わせは同センター(0595・68・1236)まで。

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