【身近な話題で発表しあう参加者たち=名張市希央台5で】

 「外国人観光客のガイドをしたい」「外国出身の同僚の助けに」。さまざまな思いを持った三重県伊賀地域の男女約10人が、名張市で毎週開かれる「大人の英会話教室」に集まってくる。身の回りで起きた出来事や時事問題などを題材に、皆で楽しいひとときを過ごしている。

 十数年前、伊賀市内で住民と外国人教員との国際交流が始まったのが始まりで、生きた英会話に触れ、日常会話を学ぶ楽しみを共有しようと、2012年6月にサークル活動が正式にスタートした。

 講師の辻英子さんを囲み、フリートークの時間には最近の出来事や時事問題、社会の関心事などを各自のペースで発表し合う。コロナ禍を経て「基礎を見直そう」と、テキストを使って文法や最新の表現例なども学んでいるそうだ。

交流深まる

 代表の福田健司さん(75)は「参加している動機は人それぞれだが、明るい雰囲気で積極的に学んでいる。活動を通して親睦や交流が深まっている」と話していた。

 活動は第2、4水曜の午後6時30分から同8時に同市希央台5番町の市民情報交流センター2階で。月会費1000円、入会金1000円。

 問い合わせは福田さん(080・6904・5588)まで。

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