料理と文学楽しんで　「MPAD」伊賀で初開催　11月20日

　三重県内の飲食店や寺院などを会場に料理と古典文学のリーディング公演を楽しむイベントが11月20日、伊賀市上野農人町のまちやガーデン伊賀で開かれる。

　2011年から三重県文化会館が主催する「MPAD（エムパッド）」と呼ばれるイベントで、伊賀地域では初開催。イタリア料理とともに、伊賀ゆかりの作家、横光利一の小説「機械」を、演出家で俳優の西本浩明さんの朗読とダンサーのLAVITさんのパフォーマンスで楽しむ。

　当日は午後1時からと同7時からの2回公演。料金は5000円で、先着各25人。未就学児不可。伊賀市文化会館（同市西明寺）窓口か、三重県文化会館ウェブチケットサービス「エムズネット」（https://p-ticket.jp/center-mie/）で申し込む。

　同会館の担当者は「西本さんはとても声が良い。文字で読むと難しい作品だが、朗読とパフォーマンスにより物語が分かりやすく、楽しめるのでぜひ」と来場を呼び掛けている。

　なお、関連企画として、チケット購入者限定で伊賀街道をガイドと巡る約35分のイベント「伊賀まちあるき」もある。当日同所に正午集合。11月10日までに申し込みが必要で、3人以上の参加がない場合と荒天時は中止。

　問い合わせは三重県文化会館（059・233・1122）まで。