三重県の伊賀地域で俳句を使った教育実践に取り組んでいるグループ「せんせいの句会」が開発したカードゲーム「THE kukai」のお披露目会が、10月12日の「芭蕉祭」に合わせて伊賀市内で開かれる。ゲームが出来上がるまでの流れやクラウドファンディング結果の報告があり、参加者が実際にゲームを体験できる。
このゲームは、地元出身の俳人・松尾芭蕉や同グループのメンバーが詠んだ俳句の17音のうち2音を伏せたカードが場に出され、数種類の2音の言葉が書かれた手札を当てはめ、その意味合いや出来を競って楽しむもの。俳句を作るのが難しい子どもでも遊び感覚で気軽に参加でき、伊賀地域の小中学校にも順次届けられるという。
「おひろめ会」は同日午後5時から同市上野丸之内のハイトピア伊賀5階多目的研修室で。参加無料。事前申し込みが必要で、定員は50人。ゲームを考案した同グループ代表の森永侑樹さん(32)は「たくさんの方々の支援のおかげでカードゲームが完成した。込めた想いをぜひ聞きに来て」と来場を呼びかけた。
申し込みは同グループのウェブサイト(https://senseinokukai.amebaownd.com/)から。
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