「いずれは世界大会に」
鍛え上げられた肉体に、浮き上がる筋肉。三重県名張市桔梗が丘6の自営業、森本功太さん(32)が名古屋市で8月にあった東海男子ボディビル選手権大会で優勝した。続く西日本大会では2位に輝き、9月の日本選手権で入賞を果たした。
一昨年、県大会で優勝し、東海大会などに5年間の出場資格を得た。昨年、初出場した東海大会では3位。頂点を狙った今年はトレーニングで弱点部位を強化しただけでなく、食事も変えた。「栄養価が高く油も少ない野生の鹿肉を食べよう」と、昨年の秋に狩猟免許を取得。鹿肉を食べるようになってから調子が上がったという。
静岡県富士市で9月8日に開かれた「日本クラス別男子ボディビル・女子フィジーク選手権大会」では男子65キロ以下級に全国から選ばれた17人の一人として出場。初めて挑んだ昨年は7位だったが、今年は4位と順位を上げた。
世界大会への選考も兼ねており、2位以内に入れば出場権が得られたという。森本さんは「絶対的な上位陣がいるので、まだ厳しいが、いずれは世界大会にも出てみたい。もっと伊賀地域のボディビル人口が増えて盛り上がっていけたら」と話した。
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