三重県名張市内各地で9月から12月まで催される文化的イベントのオープニングを飾る「第54回名張市民文化祭開会式&名張文化協会総合フェスティバル」が9月29日午前10時から午後4時過ぎまで、同市松崎町のadsホールで開かれる。入場無料。
当日は2部制。午前の部では、日本民謡和泉会による津軽三味線や細棹による合奏に続き、合唱、三曲(三絃、箏、尺八)、歌唱などの4団体が出演。その後、「若者・生徒・児童参加事業」として、伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団と名張高校、名張青峰高校の両吹奏楽部との約60人による合同バンドもある。演奏曲は「オーメンズ・オブ・ラブ」など。同楽団の山本順仁団長は「吹奏楽を楽しむ若い人との交流は、団員にとっても大きな刺激になる」と話す。
午後からの第2部は「和」のステージで、大正琴、能楽、邦舞、箏曲などの12団体が出演する。今回が初出場の「歌舞伎踊りの会」は子どもたちによる日本舞踊の団体で、大舞台での発表に向けて猛稽古を重ねている。
同協会副会長の谷本善聖さんは「和と洋が織りなすステージで、各参加団体が一段と上達したレベルで発表するので、ぜび鑑賞して」と呼び掛けている。
問い合わせは同協会事務局(0595・64・2132=adsホール内)へ。
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