【名張EXPOに詰めかけた多くの来場者ら。初日は「ミャクミャク」も登場した=名張市南町で】

「ミャクミャク」も登場

 三重県名張市内に事業所がある21社が参加する地域活性化イベント「名張EXPO2024」が9月21日、同市南町の名張産業振興センターアスピアで始まった。初日から多くの来場者でにぎわい、地元企業が販売する格安商品を買い求めるなどして楽しんだ。入場無料、イベントは22日まで。

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 2回目の開催で、参加企業は前年の倍以上になった。会場では、各社が力を入れるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを紹介しながら、木や革製品、食品などさまざまな商品を販売したり、ワークショップに参加した人を楽しませたりしていた。中には長蛇の列ができる企業ブースもあった。

バッグなどを買い求める来場者=同

 開会式で、北川裕之市長は「名張に素晴らしいものづくり企業があるということを、ぜひこの機会にめいっぱいPRして頂きたい」、主催するエミリオ・ロバの今野亮平社長は「2日間、大いに楽しんで頂き、名張プライドのもとに過ごして頂けたら」とあいさつした。

 式の後は、来年4月に開幕する大阪・関西万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」が伊賀地域で初登場。市公認キャラクター「なばりん」の“リアル版”も現れ、来場者と触れ合っていた。

 市内から訪れた70代女性は「半額のバッグとアートフラワーが目当て。花は玄関に飾って明るくしたい」、伊賀市から訪れた30代男性は「地域にこんなに魅力的な商品があるんだと、改めて知ることができた」と話した。

開会式後に集合したスタッフら=同
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