三重県名張市在住の60代から90代の写真愛好家による「5人の心の彩り写真展」が、9月21日から23日まで同市新町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。
組写真や連作を主とする同市のグループ「写団なばり」のメンバーが中心で、活動歴は数年から半世紀以上。各地へ撮影会に赴いたり、写真誌へ投稿したりしながら、月に1回開く勉強会で技術の向上や情報交換に努めている。
今回は、自然、人物、静物、造形など、各自が自由に発表する自由展示部門と、単写真部門とに分けて出展。最高齢の瀬森義和さん(91)の作品「風景彩景」は、伊勢和紙に焼き付けた新しい挑戦の力作だ。
この他、星空と太陽で宇宙と地球の営みを表現した「地球は廻る」、祭りで人々が解き放たれた瞬間を写した「人と祭」、メルヘンチックな世界の「デイドリーム」、たたら職人の姿を捉えた「タタラに生きる」など計約40点を、A3からA1サイズまで大小さまざまなスタイルで展示する。
代表の有田均さんは「写真を通して感動を共有し合い、一人でも多くの方に写真で思いを表現する楽しさ、素晴らしさを感じてもらえれば。地域の写真文化の向上に少しでもつながればうれしい」と語った。
写真展は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。入場無料。
問い合わせは事務局の有田さん(090・1319・1888)まで。
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