【リメイク作品を着こなす生徒ら】

 三重県名張市で活動する着物リメイク教室「ちくちくうさぎ」の作品展「霽れ(ハレ)と褻(ケ)」が、9月14、15日に伊賀市西明寺の市文化会館で開かれる。入場無料。今年もメンバーらが自分で仕立てた衣装に身を包んで登場するミニファッションショーなどがある。

 2011年設立の同教室は、市内在住の講師、岡本紀代子さんを中心に、40代から80代の女性約30人が百合が丘市民センター(百合が丘西5)で活動している。これまでも年に1回、作品の展示即売会を開催してきた。

 展示、即売の他、両日とも午前11時からファッションショー、午後2時から着物のほどき方や洗い方の実演がある。岡本さんは「今回は着物のリメイクを通じ、現代の私たちが忘れがちな、非日常(ハレ)と日常(ケ)を意識した。先人たちが作り上げた着物文化の豊かさを味わう機会になれば」と語った。

 時間は午前10時から午後5時(15日は同4時)まで。

 また両日、手持ちの着物をほどいた状態で持参してもらい、サンプルの中からデザイン・サイズの合うものを試着し、布の状態を確認した上で仕立てる「セミオーダー」の受注も随時受け付ける。

 問い合わせは岡本さん(080・5123・9826)へ。

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