【男性が捕獲した昆虫「ジンガサハムシ」】

 きらりと光るUFOのような不思議な形をした小さな昆虫「ジンガサハムシ」。三重県名張市大屋戸の名張川沿いにいたところを同市緑が丘中の朝倉啓介さん(86)が8月中旬に捕獲し、YOU記者に見せてくれた。

 ジンガサハムシはハムシ科に属し、成虫は体長約7から8ミリ。体は楕円(だえん)形で周りは半透明。体の中央部は金色や黒褐色の光沢がある。武士がかぶる陣笠に形が似ていることから、名付けられた。

 全国に分布し、4月から9月に見られる。ヒルガオなどの葉を食べるという。朝倉さんは「草むらでピカピカ光っていた。久しぶりに見たが、奇麗だ」と話した。

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