【漏水があった現場付近(左)と漏水箇所(名張市提供、2枚とも)】

 9月5日午前10時30分ごろ、三重県名張市薦生の名張川に架かる県道上笠間八幡名張線の薦生橋右岸付近で漏水が発生。復旧作業に伴い、同日午後4時から薦生(一部)と家野(全域)の計約100世帯が一時断水した。6日午前4時ごろ、復旧した。

 市上下水道部によると、漏水は直径150ミリの配水管の老朽化によるもの。1981年に設置された管で、法定耐用年数の40年は超えていた。同日午前に県のパトロール車が道路の陥没を発見し、水が川へ流れ落ちているのを確認したという。

 復旧工事に伴い、県道上笠間八幡名張線は薦原小学校付近から薦原簡易郵便局までの約600メートルが作業終了まで通行止めになった。市は給水車を薦生の同郵便局前と家野のコモコモ号家野バス停前に配置し、住民が給水に訪れた件数は36件だった。

※2024年9月6日正午追記

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