三重県伊賀市議会(定数22)は9月3日、議員全員協議会で来年3月末の任期満了前に自主解散する決議案を10月15日の本会議に提出することで了承した。市長選と同日実施による経費削減と投票率向上が目的で、可決した場合は告示が11月3日、投開票が10日になる。

 西口和成議長がこの日、市長選の投開票日までに予定する議会活動のスケジュール表を配布。会議や委員会の日程などを確認した。地方議会の解散に関する特例法では、議員数の4分の3以上が出席し、そのうち5分の4以上の賛成が必要と定めており、選挙は解散の日から40日以内に実施される。

 同市議会は昨年10月、両選挙を同時執行するための措置を講ずる決議を可決している。

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