【百合が丘フェニックスのメンバー(提供写真)】

 三重県名張市で活動する社会人ソフトボールチーム「百合が丘フェニックス」が、8月24日から宮崎県で開かれる「全日本一般男子ソフトボール大会」に三重県代表として出場する。2年ぶり4回目となる大舞台では、チーム力と持ち前の守備力を武器に、念願の初戦突破を目指している。

 チームにはコーチ、マネジャーを含め19人が在籍。普段はほぼ毎週末、同じように全国大会などに出場している近隣のチームを招いて練習試合をしたりオープン大会を企画したりし、レベルアップに努めている。今年は投手1人を含む4人が新入団し、戦力もアップした。

 6月の県予選は、同点で終えた初戦を抽選で勝ち上がり、準決勝は2けた得点で快勝。決勝は貴舟クラブ(多気町)に4対2で勝利したが、監督兼選手の橋岡悠平さん(33)は「初戦から強豪との対戦が続き、過去一番しんどいトーナメントだった」と振り返る。

皆が生きがいに

 「皆がソフトボールを生きがいに思っている」。そう話す橋岡さんは、自身が理事長を務める市ソフトボール協会が50周年を迎えたこともあり、「名張市を代表して全国で勝ちたい、という思いも強い」そうで、「まずは過去3回阻まれている初戦の壁を越えることが目標」と抱負を語った。

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