「6メートル超えを」
8月12日から東京都の駒沢オリンピック公園陸上競技場で開かれる全国高校定時制通信制体育大会の陸上競技・走幅跳に、英心高校桔梗が丘校(三重県名張市桔梗が丘1)3年の大塚貴仁さん(19)が出場する。
大塚さんが陸上競技を始めたのは同校2年の終わり。中学時代にハンドボールの経験があり「ジャンプ力など身体能力が高かったので走り幅跳びを勧めた」という、同校に勤務する德地和子さんからマンツーマンの指導を受けている。
自己記録は県予選でマークした5メートル36。その後、踏み切る足を右足から左足に変えることで一気に5メートル80まで伸びたという。「助走スピードも上がっており、着地を習得すればまだまだ記録は伸びる。大舞台でも気負わず平常心で臨んでほしい」と期待を寄せる德地さん。
身長170センチ、体重53キロという均整のとれた体で、体脂肪率は3・2%。大塚さんは「理想は体脂肪率を7%にまで増やし、筋力も付けたい。本番では6メートルを超えるジャンプで8位入賞を目指したい」と目標を語った。
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