【来場を呼び掛けるメンバー】

 油彩、水彩、アクリル、鉛筆など、さまざまな画材で絵画制作を楽しむグループ「ホワイトキャンバス」の19回目の作品展が、8月8から11日まで三重県名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。

 70代から90代の男女11人が月に1回、名張市民センター(同市上八町)へ集まり制作に励む。ジャンルにこだわらず、各自の感性や技法を尊重し、互いに触発されつつ技術の向上に努めている。毎回の終わりには講評会を開き、感想やアドバイスを述べ合うそうだ。

 今回展示するのは、F4サイズから100号までの風景や静物、人物など計34点。メンバーの一人、太田正俊さんは、妻と旅行した思い出を基に「懐旧アユタヤ(タイ)」という作品を描き、福喜多佳世子さんは、吉野の千本桜を題材にした作品「母の旅立ち」に亡き母への思いを込めた。

 時間は午前10時から午後5時(最終日は同3時)まで。会長の松本和子さんは「会場にはメンバーのスケッチ作品や写真も展示しているので、気軽に足を運んで」と来場を呼び掛けた。

 同グループではメンバーを募集している。

 問い合わせは松本さん(090・1758・4137)へ。

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