巨大オブジェも
三重県伊賀市の歴史的建造物などをライトアップするイベント「お城のまわり」が8月10、11日に同市上野丸之内の上野公園を中心に開かれる。
お城の周りライトアップイベント実施委員会の主催で、今年は7回目。伊賀上野城、旧上野市庁舎などがライトアップされ、本丸広場には「伊勢志摩サミットおもてなし竹あかり」の制作などを手掛けた伊賀市在住の作家、川渕皓平さんの巨大オブジェとともに竹あかりが並ぶ他、伊賀鉄道上野市駅前の多目的広場ではナイトフードイベントもある。
更にナイトミュージアムとして伊賀上野城、芭蕉翁記念館、伊賀伝統伝承館の開館時間が延長される。
同実施委ではインスタグラム(@oshironomawari)を開設し、週2回のペースで投稿、情報を発信している。担当の市中心市街地推進課の藤山裕大さんは、「普段とは異なった特別な伊賀上野を体感しに、ぜひご来場を」と呼び掛けている。
時間は午後5時から同9時まで。雨天決行、荒天中止。8月8、9日の午後6時30分から、竹あかりをともすプレイベントがある。
よし笛ライブ
「お城のまわり」では伊賀市文化都市協会による無料のライブパフォーマンスも開催される。
竹あかりに彩られた伊賀上野城本丸広場で開かれる「よし笛の響き」は、名張市在住の「よし笛アーティストちょいまる」が演奏を披露。使用する「よし笛」は伊賀市内を流れる木津川沿いで採った「セイタカヨシ」で制作したという。
時間は両日午後7時30分と同8時30分から。同協会の担当者は「幻想的な雰囲気の中、竹あかりとよし笛のハーモニーを堪能してもらいたい」と来場を呼び掛けている。
また、ライトアップされた俳聖殿前では、10日午後6時30分から伊賀市内6団体によるダンスパフォーマンス、11日午後7時からと同8時からは「サニーサイドゴスペルクラブ三重」による公演がある。いずれも雨天中止。
ライブの問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。