三重県総合博物館(津市)で企画展「標本 あつめる・のこす・しらべる・つたえる」が9月16日まで開かれている。昆虫や化石、岩石、鉱物、動植物など約3000点の資料が並ぶ。
開館10周年を記念した企画展の第2弾。展示を通じ、資料を収集、保存、調査する博物館の役割を伝える。
会場では、白亜紀後期の草食恐竜「ヒパクロサウルス」の全身の化石標本(約4メートル)や世界最大のチョウ「アレクサンドラトリバネアゲハ」の昆虫標本(羽を広げた長さ約20センチ)、結晶内に煙が閉じ込められているように見える「煙水晶」の鉱物標本(77センチ)など、同博物館のさまざまな収蔵品を紹介している。
菰野町にできたオオスズメバチの巣から成虫全約250匹を採取した標本群は、特に注目を集めているという。伊賀地域で採取したトンボや植物の標本群の展示もある。
観覧時間は午前9時から午後5時(入場は同4時30分)まで。月曜休館(祝日の場合はその翌日)。企画展のみの観覧料は一般800円、学生480円、高校生以下無料。
問い合わせは同博物館(059・228・2283)まで。
招待券プレゼント
県総合博物館から読者ペア5組に、基本展示と企画展示の招待券のプレゼントがある。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、「〒518‐0729名張市南町834の1 伊賀タウン情報YOU編集部 県総合博物館企画展招待券プレゼント係」宛て、8月3日必着で申し込む。ファクス(0595・62・1550)、電子メール(you-h@iga-younet.co.jp)でも可。
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