三重県名張市を拠点に活動する小中学生男子のバレーボールクラブ「グラウィス」が、8月3、4日に津市で開かれる「第2回東海地区ヤングクラブバレーボール大会」に臨む。6月の県予選で3位に入り、2019年のチーム結成以来初の東海大会出場を決めた。
部活動が学校に無くてもバレーをしたい子や、更に高いレベルでプレーしたい児童生徒のために結成され、中学男子の部には現在、伊賀地域と近隣から17人が集まっている。練習は基礎を中心に取り組み、「人の思いを無駄にせず、ボールをつないでいく団結力がチームの強み」と代表の西川祐貴さん(41)は語る。
県内外のチームと練習試合を重ねながらチーム全体で自信を深めていった中で出場した県予選は、準決勝で優勝チームのLARKS(いなべ市)に惜敗し、結果が出せなかった悔しさが残ったという。
主将を務める赤目中3年の生田温己さん(15)は「全員で声を出し、明るくプレーしている。県予選で優勝できなかった悔しさを、東海大会で優勝して晴らしたい」と意気込みを語った。
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