三重県警伊賀、名張両警察署がまとめた6月中の刑法犯認知件数(暫定値)は、伊賀署22件(前月比3件減)、名張署29件(同3件減)だった。
空き巣や忍込みなどの侵入盗は、伊賀署で2件(丸の内、河合各1)、名張署で3件(桔梗が丘2、名張駅前1)あり、自動車関連犯罪では、車上ねらいが伊賀署で2件(ゆめが丘)、名張署で1件(未分類)あった。
夏休み期間中は、子どもが家庭や学校以外で過ごす時間が増えるため、不良行為や非行に走ったり、遅い時間まで外出して犯罪被害に遭う可能性が高まったりする時期。警察では、スマートフォン端末のペアレンタルコントロール、効果的なフィルタリングなどの対策の活用を保護者や家族に呼び掛けている。
また、SNSを通じて投資に勧誘したり、投資用アプリをダウンロードさせたり、恋愛感情を悪用して入金や貯蓄を求めてきたりするなど、SNSを通じた詐欺被害が県内で急増している。警察では「SNSを通じて届く投資や結婚の話は詐欺。そんな電話があればすぐに警察や家族に相談してほしい」と注意を呼び掛けている。
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