【並べた竹あかりを眺める竹森さん=名張市新田で】

 三重県名張市新田の旧初瀬街道を舞台に「新田竹あかり小路」が10月26日午後6時から同9時まで開かれる。地元の高校生、竹森龍馬さん(17)が代表を務める実行委員会が、8月1日までクラウドファンディング(CF)で支援を募っており、7月25日には目標額の5万円を達成した。

 竹森さんは小学生の時、伊賀市の竹あかり作家が開いたワークショップに参加したのをきっかけに、作品づくりを始めた。中学卒業後に本格化し、現在は「竹あかり工房きぼう」を自宅の一角で営んでいる。

 イベントは、高齢化が進む地域を元気にしようと企画し、今年で3回目。JAいがふるさと名張東店前から農業用の利水施設「円形分水工」までの旧初瀬街道約1キロを、約100本の竹あかりで照らす計画だ。シャボン玉パフォーマンスや、キッチンカーの出店も予定している。

 CFは「READYFOR」の専用ページ(https://readyfor.jp/projects/komiti)。集まった資金は、竹あかりを照らし出すLEDライトやのぼりなどの備品購入に充てるという。竹森さんは「若い力で地域を盛り上げたい。ぜひ協力を」と話した。

 イベント当日の出店者も募集している。締め切りは9月10日。

 問い合わせは竹森さん(080・8895・1346)まで。

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