野草や自然素材を使ったスキンケアグッズを手作りする講座「身近なハーブ活用術」が7月から11月に計4回、三重県伊賀市下柘植の西柘植地区市民センターで開かれる。事前申し込み制で、各回先着10人。材料費1人1000円が必要。

 講座は西柘植地域まちづくり協議会生涯学習教室の主催で、昨年に続き2度目。ミントやドクダミなどの野草を使い、夏から秋にかけて活用できるスプレーやオイル、せっけんなどを作る。

 講師を務める福岡県出身、伊賀市阿保在住の内川美和子さん(36)は約15年前から、自然環境や体に優しい無添加生活を実践。現在は、市内の畑で農薬や肥料を使わない自然農栽培に励む傍ら、野草などの活用術を広める活動にも取り組んでいる。

 内川さんは「例えば厄介者扱いされるセイタカアワダチソウやハルジオンも、視点を変えればハーブとして楽しめる。ぜひ身近な草花を使って、心地良さを味わってみてほしい」と話す。

 講座は4回とも第3金曜で、各回午前10時から正午までで、日程とテーマは次の通り。▼7月19日「虫除けスプレー」▼9月20日「日焼けケアオイル」▼10月18日「せっけん」▼11月15日「ハーブボール」

 申し込みは同センター(0595・45・8611)まで。

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