日常使いの器や道具が並ぶ「生活工芸展2024 不易流行」が史跡旧崇広堂(三重県伊賀市上野丸之内)、入交家住宅(同市上野相生町)、ギャラリーやまほん(同丸柱)の3会場で開かれている。伊賀市文化都市協会主催。
同ギャラリーを主宰する山本忠臣さんのプロデュース企画。7回目の今年は芭蕉翁生誕380年の記念の年で、「芭蕉翁の不易流行の思想は、後世に生活工芸の魅力を伝えるということにも通ずる」と、今回のタイトルに採り入れた。
会場では陶芸、漆、金工、ガラスなど各地の工芸作家66人の作品がそろい、販売もされる。入交家住宅では、「作り手が不易流行を強く感じるものと、作り手が綴る言葉」を合わせた展示となる。
会期は、旧崇広堂と入交家住宅は7月21日までの午前9時から午後5時。同ギャラリーは9月1日までの午前11時から午後5時30分。7月22日以降は同ギャラリーに全作品が展示される。いずれの会場も火曜休館、入場無料。
協会の担当者は「作り手の思いも見ながら自分のお気に入りの作品を見つけてほしい。3会場セットで堪能してもらえたら」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
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