【照りつけるような日差しの下、うちわであおぐ男性=名張市で】

 高気圧に覆われ青空が広がった7月5日、三重県伊賀市の上野特別地域気象観測所(緑ケ丘本町)で午後1時28分に気温が35・5度に達し、今年初の猛暑日となった。

 気象庁によると、猛暑日となるのは昨年より11日早かった。名張市では、市消防本部庁舎(鴻之台1)設置の温度計で午後1時30分と同2時30分にこの日の最高気温35・3度を記録した。

 伊賀市では、除草作業中の70代女性とアルバイト中の10代女性が熱中症の疑いで搬送された。70代女性は中等症、10代女性は軽症だという。

 この日、県内12か所の観測地点のうち7か所で今年最高を記録。松阪市の粥見では午後1時37分に観測史上最高の39・7度を観測し、今年に入って全国で1番の暑さとなった。

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